男性が育休を取得しない理由

未分類

男性が育休を取らない理由ランキング

前回の投稿では日本の育休制度の素晴らしさや取得率についてお話しました。
日本では男性の育休取得率が約6%と大変低い数字になっています。
制度は素晴らしいとユニセフからもお墨付きを得ている日本の育休制度を何故利用しないのか探っていきたいと思います。
まず日本人の性格上誰かに迷惑をかけたくない、自分だけ休むことは悪であるという考え方が一般的なようです。
結果として取得しない理由の第1位は「周りの人が取得していないから」で、53%と大半を占める結果となっています。
続いて第2位は「他人に迷惑をかけたくないから」だそうです。
自分が休むと会社が回らない、迷惑がかかってしまうと思い取得を躊躇する方が多いようです。
第3位は「収入が減って困るから」です。これは確かに不安ですよね。お金はとても大切で家族を守るものですからね。

この3点がこれだけの素晴らしい育休制度を使う上でネックになっている理由だそうです。
ではひとつずつ深堀りしていきましょう!

第1位 周りの人が取得しないから

第1位の「周りの人が取得していないから」です。
私の職場では幸い男性でも育休を取得している先輩がいらっしゃいましたので取得しやすい環境にありました。しかし私はもし自分が職場で第一号の男性育休取得者であったとしても確実に取得をしていたと思います。それは女性にとって妊娠・出産・育児がどれほど壮絶で大変なものかを学んだからです。
出産は交通事故に遭ったほどの衝撃があると言いますし、ワンオペ育児になると産後うつの危険性もあります。また、出産直後は妻の夫に対する愛情曲線が暴落すると言われています。これは女性の本能なので仕方ないのですがここから曲線を回復させられるか、停滞したままなのかは産後の夫のフォローにかかっています。ここでしっかりと育児に参加し妻を助けることが出来れば愛情曲線は向上し元の位置に戻すことができるはずです。奥さんの為にも育休は是非取得したいですね。

第2位 他人に迷惑をかけたくないから

第2位は「他人に迷惑をかけたくないから」でした。
確かに小さい企業や組織であればあなたが抜けることで仕事が回らなくなることもあるかと思います。
しかし、その穴埋めをして会社が回るようにするのが管理者の努めではないでしょうか?
育休は法的に認められた権利ですのでしっかり行使していきたいですね。

第3位 収入が減って困るから

第3位は「収入が減って困るから」です。
こちらに関してはまた別途記事を書く予定なので、詳細はそちらでお話したいと思います。
勘違いされている方が多いようですが育休中は「給与」は一切支給されません。
国からの「育児休業給付金」が育休開始後から半年間は67%、それ以降1年目終了までは50%支給されます。2年目からは保育園に入れなかった等条件を満たせば引き続き50%受給することができます。こちらも別記事にて解説したいと思います。
私は育休を取得してもうすぐ丸2カ月が経とうとしていますが未だに給付金は受け取っていません。
何故なら会社はこの社員は育休をしっかり取得しているよという証明をするのに2カ月かかるからなのです。その後にハローワークに申請してくれるので実際に支給されるのは3~4カ月後となってしまいます。この間を生きれるように貯金をしていくことは必要かと思います。

勇気を出して育休を取得しよう!

いかがだったでしょうか?
今回は男性が育休を取得しない理由について解説してきました。
いま育休を取得しようか躊躇している男性の皆さんが勇気を出して育休を取得し円満な家庭を築いてくださることを祈っております。育児と奥様のフォローをお互い頑張りましょう!

コメント

ひなたん

ひなたんママ

ひなたんのママです。
ブログの中の人です。

ひなたんママをフォローする
タイトルとURLをコピーしました